二極化?どういうこと?
2024年11月20日から本格的に始まった風の時代となりました。
風の時代とは自由と多様性に満ち、個人の自由と権利、平等性といった
目に見えない精神性な事柄に重きを置く時代のことです。
新しい時代に突入したことで、精神的な豊かさを求める人が増える一方、
今までのような物質的な豊かさを求める既存の価値観を重視する人と、
二極化が進んでいくといわれています。
どちらが正解ということもありませんが、
例えば、ブランドバックを持つことで自分の価値があがったように感じ、
満足感を得られる人と、無く使いやすさやデザインが自分の満足のいくものであれば
ブランドへのこだわりはなく、自分に合うかどうかを基準に選ぶ人が
はっきりと分かれていきます。
そこで価値観が違う人を非難したり貶めるような発言をするのではなく
お互いの価値観を認め合うような世の中になっていくといわれています。
しかし、対極にいる人たちを理解することが難しいと思う人もいるため
自分の主張を曲げずに相手を非難してしまうことが起こるかもしれません。
また、会社などの組織では、従来の縦型の関係から、横型の繋がりへと移行していき
両者の間で軋轢や対立が起こる可能性もあります。
やはりお互いの理解を深めるためにも
コミュニケーションは不可欠となります。
能動的にコミュニケーションをとれる人は、しなやかに世の中を
渡り歩いていけるのかもしれません。
物質的なものは価値が薄れていく
風の時代の前は、物質面での豊かさが繁栄の象徴とされてきました。
一等地に家を建てるとまではいかなくても、家を持つことが夢、
良い車に乗ることがステータス、お金をたくさん稼ぐ人が勝ち組というように
個人がどれだけ良いものを所有しているかが、豊かさとされてきました。
これからは、精神的な豊かさが重視されてきますので、
自分は何をしているときが幸せなのかということが注目され
心の内面の充実を図ろうという動きがでてきます。
ただ、生きていくうえでお金は必要ですし、住む家もなくてはなりません。
どの場所でどんな家に住んでいるのか、ということよりも
どのような生活をしたいのかということを基準にしていくので
本当に自分がしたい生活がタワマンに住むのではなく、郊外の静かな土地で
暮らすことであれば、そこで自分らしく生きる人が輝くということです。
私もかつては、車がないと生活できないと思っていたので
車種によって経済状況を推測したり、見栄のために無理をしてでも
人気の車種を選んでいることがありました。
しかし、いざ車を手放してみると、思っていたほど不便を感じず、
車の維持管理から解放されて経済的にも気持ちにもゆとりが出ました。
歩くことで健康にもよい影響があり、知人にばったり道で会って
久しぶりの再会を喜んだりもできます。
自分の内面を見つめる習慣が生まれることで、本当は私はこんな暮らしがしたかったんだと
気づけることが大きなメリットです。
今までのように人気があるからという理由で選択することはなくなると
心から満足のいく結果が生まれることでしょう。
これからは気持ちが豊な人を目指していく
自分の心の思うままに進むことで、大きな充実感を得られるようになりますが、
周囲の人の気持ちを無視してまで強引にやりすぎるとただの自分勝手になってしまいます。
自分の気持ちに素直になることはもちろんですが、
人への優しさや感謝の気持ちを持ち、人のために動ける人が風の時代では
注目されるようになります。
自分だけが豊かであればいいという利己的な考えではなく、
人に喜んでもらうために、今の自分は何ができるのかを考えて動ける人は
人からの信頼も厚くなり、それによって自分の気持ちも満たされる感覚を味わえるので
充実した人生を歩むことができるのでしょう。
また、それぞれの個性を尊重し、あたらしい価値観を受け入れる姿勢も求められます。
古い価値観のままでいると、時代の流れについていけずに
不平不満ばかり口にしてしまい「いつもツイていない」「どうして私だけ・・」といった
マイナス感情に支配されてしまうかもしれません。
次回は誰でもどんな状況でも幸せを感じられるようになるお話をしていこうと思います。
最後まで読んでくれてありがとう
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